2011年1月16日
沖永良部の鍾乳洞
1月15日に「飛び出せ科学くん」を見た方も多いと思いますが
島には約300以上の鍾乳洞があると言われています。
なぜ300なのかそれは大学のケービングクラブが島の地底を
調査しているから発見された数です。
近畿大学や鹿児島大学のみなさんとは数回お話をきいた事がありますね。
いま公開されている昇竜洞も大学生が発見したといわれています。
その昔20年ほど前には水連洞も公開されていましたが
現在は、水量が減った事と、泥水が流れ込んできて公開できなくなった
なぜ、泥水が洞窟に入ってくるかというと、基盤整備が進んだ結果です
その基盤整備が、洞窟に直接排水を流すから、このような事が増えています
現在では、排水を溜、泥は流さない工法ですが、大雨時には用をなさない。
泥水が鍾乳洞に入る入り口は、ドリーネといい、草木が生い茂りそれが
こし器の役割を果たしていたのですが、それを無くしていくから
このような現象が起きる。わき水100選にも選ばれた瀬利覚の川もありますね。
島には約300物鍾乳洞があるといいましたが、集落があるところには
必ず、わき水があります、集落の数は約50ですから、それだけでももう六分の一
に当たりますから、300以上あるかもしれませんが、これはわかりません
昔は井戸が民家の庭先あったところも多いから、300以上あると言われるのですね。
島の鍾乳洞に無断で入ることはやめることです。二度と太陽を見ことができなくなります
鍾乳洞は迷路になっていて、真っ暗なので、道がわかりません、
大学のケービングクラブも迷うこともあり、捜索した事もあります
そのときは無事探すことができましたが、絶対に入らないことです
公開されている昇竜洞は、大山の中腹にありますので
是非そこを見てください。まだきらきらした美しい光景にであえるます。
(パンフレットから転載)
鹿児島県の天然記念物に指定されている昇竜洞は、昭和38年に
発見された同年3,500mのうち600mが一般公開された。全体とし
て鍾乳石の発達が素晴しく、特にフローストンの規模は全国でも
最大級のものである。「クリスマスツリー」「金銀の滝」「ナイ
ヤガラの滝」「ダイヤの御殿」「銀のすだれ」「横綱の化粧まわ
し」など色々な名称が付けられており、叩く長さ、厚さ、幅など
の違いで各階調の音叉のような済んだ音をだす「音楽堂」なども
大変珍しい物である。
島の高校の吹奏楽部が、鍾乳洞で演奏したこともありました
年1回鍾乳洞祭りなども企画されていました、夏の町の祭りの
時に開催していましたが、今でもやっているかな??。
まだ開催されているのだろうか??日本洞穴サミット。
・岩手県岩泉町 龍泉洞
・福島県滝根町 あぶくま洞
・東京都奥多摩町 日原鍾乳洞
・高知県土佐山田町 龍河洞
・山口県秋芳町 秋芳洞
・熊本県球磨村 球泉洞
・鹿児島県知名町 昇竜洞(沖永良部)
・沖縄県玉城村 玉泉洞
とその当時8つの観光洞が一同に会し地域観光や再生を考える
第9回が知名町で開催された。
投稿者 erabu : 05:50 | 自然
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