2010年9月12日

8月競り市

7月の競り市が約50日遅れて8月18・19日開催された、前回割と沖永良部市場は高値だったので、今回も期待はしたが、大島地区市場と同じくらいの価格になっているようですね、少し下がった感はありますが、この価格が現在の子牛市場だと言うことになりますね、メスで24万、オスで34万、平均を下回るととても採算ベースには乗らないだろう、いい種を日齢におおじた発育をさせることが40万台で売れる牛を作ることになります、牛は草食動物ではあるが、飼料を与えないと日齢に応じた体作りは難しい、飼料をたくさん食べしたらいいと言うことではない、そうすると、経営も圧迫するし、牛も大きくならない、適度な運動と、寝かす工夫(「食ってすぐ寝ると牛になる」とことわざにあるのは事実)、草(食べる草をやる)を主体にし、飼料は1日約4キロ、島でいう「とうふがし」おからを食べさせている農家の牛をみるが、確かに大きい、しかし、高くは売れない、ただ大きいだけ、体がぶよぶよ感がはっきりわかる、購買者が好まない牛になる、何が必要か、考えればわかることなのだが・・・
経営をうまくやっていくためには、年1産は必要最低条件ということになる、牛は種をつけてから285日で子牛が誕生する、1年で残された日数は、残り80日、出産後、35日は種を受精士はつけない、となると残された日数は45日、牛の発情の周期は21日だから、2回チャンスがある訳だ、それを見逃したり、母牛の状態が悪いと種付けができなくなる、畜産は簡単ではない、非常に難しい産業でもあるが、確立さえできれば、楽な産業にでもなりうる、畜産廃業まであと約50日。

投稿者 erabu : 06:49 | 第一次産業

Copyright (C) 1996〜 Erabuisland.com. All Rights Reserved